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平成29年(2017年)2月9日更新

主要事業の進行状況報告書(平成19年前期)

主要事業の進行状況報告書(平成19年9月30日現在)

番号

11

所管局

都市整備局

主要事業名

「街区再編まちづくり制度」の活用促進

事業概要

区再編まちづくり制度は、「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」により創設された制度の一つである。
制度の活用により、都心近傍に立地しながら土地の有効利用が図られていない市街地、災害に脆弱な木造住宅の密集市街地など、まちづくりの様々な課題を抱える地域において、土地所有者等の意欲を活かしながら、小規模・段階的に市街地の再編整備を進めようとするものである。
制度を身近な制度として広く都民やまちづくり団体等に周知を図り、民間主導のまちづくりに本制度の活用を促進することにより、個性豊かで魅力のある街並みを東京に増やしていくことを目的としている。

これまでの経過

  • 平成13年10月
    「東京の新しい都市づくりビジョン」において、政策誘導型都市づくりの新たな独自ルールとして提案
  • 平成15年3月
    平成15年都議会第一回定例会において「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」可決・成立(3月14日公布、10月1日施行)

街並み再生地区 3地区指定
蔵小山駅東地区(品川区)、南池袋二丁目地区(豊島区)、新宿六丁目西北地区(新宿区)

現在の進行状況

制度の活用に際しては、地区の実情に精通している地元区市町村との連携が重要であるため、街並み再生地区の候補地区において、「街並み再生方針案」の策定を行う調査を地元区に委託し、街並み再生地区の指定へ向けた調整を進めている。
た、武蔵小山駅東地区については、平成17年6月に、新宿六丁目西北地区については、平成19年8月に地区計画の都市計画決定を行い、順次事業化を図っている。南池袋二丁目地区についても、都市計画決定に向けて、地元区が調整を進めている。

今後の見通し

調査実施地区については、街並み再生地区の指定へ向けて調整を継続し、街並み再生地区の指定及び街並み再生方針の策定を目指す。

問い合わせ先

都市整備局都市づくり政策部土地利用計画課
話 03-5388-3261

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番号

12

所管局

都市整備局

主要事業名

新しい都市づくりのための都市開発諸制度活用方針の策定

事業概要

東京の新しい都市づくりビジョン」における地域像の実現に向けて、都市開発諸制度を活用した拠点等の整備を具体的に進めていくため、これまでの「業務商業施設マスタープラン」「区部中心部整備指針」及び「業務商業重点地区の設定と都市開発諸制度の運用について」を統合し、「新しい都市づくりのための都市開発諸制度活用方針」を策定し、これに併せて特定街区や総合設計など都市開発諸制度の運用方針を改定した。
記「方針」では、東京の都市構造や拠点の設定などを踏まえ、都市開発諸制度を用いて都市開発を積極的に誘導していくエリアとして「都心等拠点地区」「複合市街地ゾーン」「一般拠点地区」などを定め、それぞれのエリアに対応した育成用途(割増容積に充当すべき用途)、割増容積率を設定した。
は、この「方針」に基づき、公共と民間が協力して街づくりを行うために用意された都市開発諸制度を活用しながら活力ある都市の形成、メリハリのある都市空間の整備、質の高い都市空間の形成を目指していく

これまでの経過

  • 平成13年10月
    東京の新しい都市づくりビジョンの策定
  • 平成14年2月
    秋葉原新拠点を業務商業重点地区に位置づけ、都市開発諸制度を適用する地区に指定
  • 平成15年6月
    東京の新しい都市づくりのための都市開発諸制度活用方針を策定。併せて、「特定街区」「総合設計」「再開発等促進区を定める地区計画」「高度利用地区」の各運用・許可基準を改正
  • 平成15年7月
    活用方針及び各制度の運用開始
  • 平成16年8月
    町田・相模原業務核都市基本構想の策定に伴い、業務施設集積地区の一部を「一般拠点地区」に指定するなど活用方針を一部変更
  • 平成18年4月
    「眺望の保全に関する景観誘導指針」の策定に伴い、眺望景観に配慮した計画とするよう活用方針を一部改定
  • 平成19年4月
    「東京都景観条例の改正」及び「東京都景観計画の策定」に伴い、美しく風格ある首都を実現するべく活用方針を一部改定

現在の進行状況

成15年6月に「東京の新しい都市づくりのための都市開発諸制度活用方針」の策定及び都市開発諸制度の運用・許可基準を改正し、同年7月1日より運用している。
た、活用方針及び都市開発諸制度について、広く都民に周知するため、わかりやすい概要版を作成し、局のホームページに掲載している。。

今後の見通し

制度の運用状況を把握しながら、関係課と連携し、施策の推進を図る。

問い合わせ先

都市整備局都市づくり政策部広域調整課
話 03-5388-3227

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番号

13

所管局

都市整備局

主要事業名

都市再生特別措置法等への対応

事業概要

市の再生を強力に推進するため、都市再生特別措置法(以下「法」)に基づき、都市再生事業に係る都市再生緊急整備地域指定への意見具申、都市再生特別地区の指定、民間都市再生事業大臣認定に係る意見照会への対応、都市再生緊急整備地域ごとに設置される都市再生緊急整備協議会運営への関与及びこれらに関する調整事務を行う。

これまでの経過

  • 平成13年5月8日
    都市再生本部設置(国―閣議決定)
  • 平成14年6月1日
    都市再生特別措置法、政・省令施行
  • 平成14年6月11日
    都から国に都市再生緊急整備地域指定案の申出(知事本部)
  • 平成14年7月24日
    都市再生緊急整備地域の指定―第1次(政令)(東京都7地域、約2,400ha)
  • 平成14年9月30日
    都市再生特別地区の局内審査体制決定(検討会・審査会)
  • 平成14年12月24日
    「東京都における都市再生特別地区の運用について」決定
  • 平成15年1月30日
    民間都市再生事業に係る国土交通大臣認定(港区南青山)
  • 平成15年5月9日
    民間都市再生事業に係る国土交通大臣認定(江東区有明)
  • 平成15年7月18日
    都市再生緊急整備地域の指定―第3次(政令)(東京都は東京臨海地域、環状四号線新宿富久沿道地域を変更)
  • 平成15年7月30日
    大崎駅西口E東地区の都市再生特別地区について検討会開催(事前相談段階)
  • 平成15年8月12日
    大崎駅西口E東地区の都市計画提案受理(都市再生特別地区・地区計画(再開発等促進区))
  • 平成15年8月13日
    大崎駅西口E東地区の都市再生特別地区について審査会開催(都市計画決定手続きに入ることを決定)
  • 平成15年9月11日
    民間都市再生事業に係る国土交通大臣認定(千代田区外神田)
  • 平成15年12月18日
    大崎駅西口E東地区の都市再生特別地区・地区計画(再開発等促進区)について都市計画審議会承認
  • 平成16年1月20日
    同、都市計画決定等告示
  • 平成16年2月20日
    民間都市再生事業に係る国土交通大臣認定(江東区晴海)
  • 平成16年5月14日
    民間都市再生事業に係る国土交通大臣認定(港区赤坂)
  • 平成16年9月17日
    大崎駅西口A地区の都市再生特別地区について検討会開催(事前相談段階)
  • 平成16年10月5日
    大崎駅西口A地区の都市計画提案受理(都市再生特別地区・地区計画(再開発等促進区))
  • 平成16年10月6日
    大崎駅西口A地区の都市再生特別地区について審査会開催(都市計画決定手続きに入ることを決定)
  • 平成16年12月10日
    民間都市再生事業に係る国土交通大臣認定(千代田区丸の内)
  • 平成16年12月10日
    民間都市再生事業に係る国土交通大臣認定(中央区勝どき)
  • 平成17年1月11日
    丸の内1-1地区の都市再生特別地区について検討会開催(事前相談段階)
  • 平成17年1月20日
    丸の内1-1地区の都市計画提案受理(都市再生特別地区)
  • 平成17年1月21日
    丸の内1-1地区の都市再生特別地区について審査会開催(都市計画決定手続きに入ることを決定)
  • 平成17年2月9日
    大崎駅西口A地区の都市再生特別地区・地区計画(再開発等促進区)について都市計画審議会承認
  • 平成17年3月11日
    同、都市計画決定等告示
  • 平成17年3月11日
    民間都市再生事業に係る国土交通大臣認定(品川区大崎)
  • 平成17年5月18日
    丸の内1-1地区の都市再生特別地区について都市計画審議会承認
  • 平成17年6月15日
    丸の内1-1地区の都市計画決定等告示
  • 平成17年10月3日
    大手町地区の都市再生特別地区について検討会開催(事前相談段階)
  • 平成17年10月14日
    大手町地区の都市計画提案受理(都市再生特別地区)
  • 平成17年11月8日
    都市再生緊急整備地域指定案(渋谷駅周辺地域)の国への申出(知事本局)
  • 平成17年11月11日
    西新宿一丁目7地区の都市計画提案受理(都市再生特別地区)
  • 平成17年11月18日
    民間都市再生事業に係る国土交通大臣認定(千代田区大手町)
  • 平成17年12月6日
    地域整備方針の変更(都内7地域ほか、ヒートアイランド及び安全・安心の記述追加)
  • 平成17年12月21日
    大手町地区の都市再生特別地区について都市計画審議会議決
  • 平成17年12月28日
    都市再生緊急整備地域の指定-第5次(政令)(渋谷駅周辺地域、約139ha)
  • 平成18年1月23日
    大手町地区の都市計画決定告示
  • 平成18年2月10日
    西新宿一丁目7地区の都市再生特別地区について都市計画審議会議決
  • 平成18年3月10日
    同、都市計画決定告示
  • 平成18年3月23日
    民間都市再生事業に係る国土交通大臣認定(港区赤坂、江東区青海)
  • 平成18年3月29日
    丸の内2-1地区の都市計画提案受理(都市再生特別地区)
  • 平成18年6月19日
    民間都市再生事業に係る国土交通大臣認定(江東区豊洲)
  • 平成18年7月28日
    丸の内2-1地区の都市再生特別地区について都市計画審議会議決
  • 平成18年8月22日
    同、都市計画決定告示
  • 平成18年11月20日
    民間都市再生事業に係る国土交通大臣認定(千代田区丸の内)
  • 平成18年12月18日
    淡路町二丁目西部地区の都市計画提案受理(都市再生特別地区)
  • 平成19年3月16日
    同、都市計画審議会議決
  • 平成19年3月28日
    大手町1-6地区、日本橋室町東地区、北品川五丁目第1地区の都市計画提案受理(都市再生特別地区)
  • 平成19年4月6日
    淡路町二丁目西部地区都市計画決定告示
  • 平成19年7月27日
    大手町1-6地区、日本橋室町東地区、北品川五丁目第1地区について都市計画審議会議決
  • 平成19年8月22日
    同、都市計画決定告示

現在の進行状況

成17年12月に「渋谷駅周辺地域 約139ha」が新たに都市再生緊急整備地域に指定され、都内の都市再生緊急整備地域は8地域、約2,514haとなった。
た、「新宿駅周辺地域」では第1号となる都市再生特別地区「西新宿一丁目7地区」が都市計画審議会の議を経て、平成18年3月10日に都市計画決定が告示された。
年3月には、「秋葉原・神田地域」での第1号となる都市再生特別地区「淡路町二丁目西部地区」が3月16日の都市計画審議会の議を経て、平成19年4月6日に都市計画決定告示された。
大手町1-6地区」「日本橋室町東地区」「北品川五丁目第1地区」について都市計画審議会の議を経て、平成19年8月22日に都市計画決定告示された。

今後の見通し

前相談を受けている案件については、関係機関を含めた協議の機会を積極的に設け都市計画提案に向けた調整を進めている。
た、新たな都市再生緊急整備地域の指定については、都市再生本部、知事本局と調整しつつ検討をしていく。

問い合わせ先

都市整備局都市づくり政策部開発プロジェクト推進室
話 03-5388-3337

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 主要事業の進行状況報告書(平成19年9月30日現在)

番号

14

所管局

都市整備局

主要事業名

都有地を活用した都市づくりの推進

事業概要

有地を活用し、都の政策の実現や都市基盤の整備、地域の課題解決などの整備目標を民間プロジェクトにより実現していく「先行まちづくりプロジェクト」など、多様な手法により、都有地を活用した街づくりを進めていく。

これまでの経過

平成14年11月15日 重要施策公表(知事本部)
略的取組「住み・働く場としての東京の再生」の中に「先行まちづくりプロジェクト」を位置づけ。現在までに次の3地区を「先行まちづくりプロジェクト」として指定し、事業を進めている。

  • 東村山市本町地区プロジェクト
    都営住宅の建替えにより生み出された土地を活用して、戸建住宅を中心とした美しく品格ある市街地の形成を進める。広くて質が良い住宅の供給、生活利便施設の整備等による多様な世代が集う活力ある地域コミュニティを目指す。
    平成15年10月 先行まちづくりプロジェクト実施地区指定
    平成17年1月 事業者決定
    平成17年10月 宅地造成工事着手
  • 品川区上大崎三丁目地区プロジェクト(交通局所管)
    目黒駅に近接した都バス営業所の土地を有効活用し、隣接地と共同したプロジェクトを実施する。良質な住宅供給による都心居住の推進と生活支援機能充実、駅前にふさわしい良好なインフラの整備などを目指す。
    平成15年10月 先行まちづくりプロジェクト実施地区指定
  • 中央区勝どき一丁目地区プロジェクト
    都営住宅の建替えにより生み出された土地に、子育て支援機能を有するプロジェクトを誘導し、地域で子育て世帯をサポートする環境づくり、個性を活かしたにぎわいと活力あふれるまちづくり、人と環境にやさしい居住環境の実現を目指す。
    平成17年4月 先行まちづくりプロジェクト実施地区指定
  • 目黒区上目黒一丁目地区プロジェクト
    都営住宅の建替えに活用しなくなった土地(旧国鉄清算事業団上目黒宿舎跡地)において、隣接する目黒区所有地との共同開発により、周辺の自然や街並みを生かし地域の回遊性を高める民間プロジェクトを誘導し、日常に文化を感じるゆとりある空間を整備し、中目黒と代官山を結ぶ2つのまちの魅力をいかしたまちづくりをすすめる。
    平成19年8月 先行まちづくりプロジェクト実施地区指定

現在の進行状況

  • 東村山市本町地区プロジェクト
    • 平成19年2月~ 戸建住宅公募受付開始
  • 品川区上大崎三丁目地区プロジェクト(交通局所管)
    • 平成17年度 まちづくり協議会発足
    • 平成18年10月 市街地再開発準備組合設立
    • 平成19年1月 第1種市街地再開発事業(予定)事業協力者の募集
    • 平成19年8月 事業協力者決定
  • 中央区勝どき一丁目地区プロジェクト
    • 平成18年7月 事業者決定
    • 平成19年度 工事着手

今後の見通し

後は、上記地区の着実な実施を進めるとともに、上記以外の地区についても、全庁的な都有地利活用の動きにあわせて、多様な手法による都有地を活用した都市づくりの推進を図っていく。

問い合わせ先

都市整備局都市づくり政策部開発プロジェクト推進室
話 03-5388-3339

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番号

15

所管局

都市整備局

主要事業名

東京駅周辺地区の整備推進

事業概要

  • 東京駅赤レンガ駅舎の保存・復元及び行幸通りの再整備などにより、歴史と風格ある首都のランドマークを形成する。
  • 丸の内、八重洲の両広場の再編整備、南部東西自由通路の整備などにより、交通結節点機能の強化を図る。
  • 更新期を迎えた地区内の建物更新をまちづくりガイドラインに沿って適切に誘導し、国際ビジネスセンターに相応しい機能更新を図るとともに、歴史的な街並みの保存や空地の確保、商業・文化など多様な機能を加えることにより、アメニティ豊かな都心の交流空間を形成していく。

これまでの経過

  • 平成8年9月
    「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり懇談会(都・千代田区・JR東日本・地元再開発計画推進協議会の四者で構成)」設置
  • 平成11年9月
    知事とJR東日本社長との間で、「東京駅復元と周辺環境整備(丸の内広場・行幸通り等)」を協力して進めることを合意
  • 平成12年3月
    「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくりガイドライン」策定
  • 平成12年10月
    「東京駅周辺の再生整備に関する研究会」報告書とりまとめ
  • 平成14年6月
    大手町・丸の内・有楽町地区計画、特例容積率適用区域、丸の内広場の都市計画決定及び八重洲広場の都市計画変更
  • 平成14年10月
    丸ビル竣工
  • 平成15年2月
    東京駅日本橋口広場供用開始
  • 平成16年9月
    丸の内オアゾ竣工
  • 平成16年10月
    東京駅丸の内口周辺トータルデザイン検討会報告書とりまとめ
  • 平成17年9月
    「大手町・丸ノ内・有楽町地区まちづくりガイドライン2005」策定。
  • 平成17年10月
    東京ビル竣工
  • 平成17年12月
    東京駅丸の内口周辺トータルデザインフォローアップ会議設立
  • 平成19年5月
    東京駅丸の内駅舎復原工事着工

現在の進行状況

  • 地区内の建替え、新築等については、現在、東京駅八重洲口開発、新丸ビルなど、7件が工事中。
  • 平成17年12月、「東京駅丸の内口周辺トータルデザインフォローアップ会議」が設立され、丸の内広場、行幸通りの再整備事業及び赤レンガ駅舎の復元事業において、統一感のある景観形成に向けた調整を進めている。

今後の見通し

  • 赤レンガ駅舎の保存・復元、駅前広場の再整備等が平成22年度末の竣工を目途に準備が進められている。
  • 工事中の建替え、新築等については、19年4月に新丸ビルが竣工予定。
  • その他、今後着工される建替え、新築等についても、まちづくりガイドラインに基づき計画を適正に誘導していく。

問い合わせ先

都市整備局都市づくり政策部開発プロジェクト推進室
話 03-5388-3243

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番号

16

所管局

都市整備局

主要事業名

大手町合同庁舎跡地を活用したまちづくり

事業概要

手町地区は、金融・情報通信・新聞メディアなどの本社機能が集積するわが国有数のビジネス拠点であるが、建物の老朽化が進み、国際化、高度情報化への対応の遅れが懸念されている。
事業は、土地区画整理事業と市街地再開発事業等を組み合わせて、国の合同庁舎跡地を活用した連続的かつ段階的な建替えにより、業務機能を中断することなく大手町地区の再生を図るものである。

これまでの経過

  • 平成15年1月
    国が大手町地区を都市再生プロジェクトに指定
  • 平成15年3月
    大手町まちづくり推進会議(都・区・地権者)設置
  • 平成15年8月
    大手町まちづくり株式会社(企画・検討会社)設立
  • 平成16年3月
    「大手町まちづくりのグランドデザイン」および「大手町地区連鎖型都市再生の基本方針」を確認
  • 平成16年6月
    有限会社大手町開発(事業会社)設立
  • 平成16年6月
    国有財産関東地方審議会答申(都市再生機構への売却が適当)
  • 平成17年3月
    都市再生機構が合同庁舎跡地を取得
  • 平成17年3月
    大手町土地区画整理事業等の都市計画決定
  • 平成17年6月
    「大手町まちづくり景観デザインガイドライン」を策定
  • 平成17年11月
    用途地域変更の都市計画決定
  • 平成18年1月
    都市再生特別地区の都市計画決定
  • 平成18年4月
    大手町土地区画整理事業の事業計画認可
  • 平成18年12月
    市街地再開発事業の認可
  • 平成19年4月
    大手町一丁目地区第一種市街地再開発事業着工(大手町合同庁舎1.2号館跡地)

現在の進行状況

物更新については、有限会社大手町開発が合同庁舎跡地における市街地再開発事業の認可を取得、工事着工の準備を進めている。

今後の見通し

  • 合同庁舎跡地における市街地再開発事業については、平成20年度に再開発ビルを竣工予定である。

問い合わせ先

都市整備局都市づくり政策部開発プロジェクト推進室
話 03-5388-3243

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 主要事業の進行状況報告書(平成19年9月30日現在)

番号

17

所管局

都市整備局

主要事業名

秋葉原地区の整備推進

事業概要

事業は、都有地と日本鉄道建設公団(旧国鉄清算事業団)用地を中心に、周辺地区を含めて一体的に整備し、IT関連産業の世界的な拠点を形成するものである。
気街が持つ魅力や世界的知名度に支えられた集客力を活用し、IT関連産業の集積を促進していくことにより、高付加価値なビジネス市場を創造する。

これまでの経過

  • 昭和50年
    秋葉原貨物駅廃止
  • 平成元年度
    神田市場の廃止
  • 平成5年度
    つくば線(常磐新線)乗り入れ決定
  • 平成8年度
    土地区画整理事業都市計画決定
  • 平成10年度
    地区計画の都市計画決定
  • 平成12年度~
    国鉄清算事業団(現 日本鉄道建設公団国鉄清算事業本部)用地売却
  • 平成13年3月
    「秋葉原地区まちづくりガイドライン」の策定
  • 平成14年3月
    地区計画の都市計画変更
  • 平成14年3月
    都有地の売却
  • 平成15年2月
    秋葉原駐車場(UDX内)の都市計画決定
  • 平成15年5月
    秋葉原ITセンター着工
  • 平成17年3月
    秋葉原駅東口広場の一部が整備完了
  • 平成17年3月
    ITセンターの一部(ダイビル)が竣工
  • 平成17年8月
    つくばエクスプレス(常磐新線)が開業
  • 平成18年3月
    秋葉原UDXが竣工

現在の進行状況

は、平成13年3月に、「秋葉原地区まちづくりガイドライン」を策定した。秋葉原地区の持つポテンシャルや立地特性を活かしたまちの将来像を、産業構造を含め明らかにすることで、ハード・ソフト両面のまちづくりを誘導している。

秋葉原地区で現在進行中の主な事業は以下のとおりである。

  • 土地区画整理事業の実施
  • 秋葉原駅付近地区まちづくり推進協議会の設置

今後の見通し

土地区画整理事業の実施(平成9年度~平成23年度(予定))

問い合わせ先

都市整備局都市づくり政策部開発プロジェクト推進室
話 03-5388-3243

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 主要事業の進行状況報告書(平成19年9月30日現在)

番号

18

所管局

都市整備局

主要事業名

品川駅周辺地区の整備

事業概要

地区は新幹線新駅の開業に続き、羽田空港の国際化を控え、利便性が高まっている。さらに近年、地区の海側を中心に様々な開発が進められているとともに、大規模な低・未利用地も多く、今後も相当規模の開発が見込まれている。
こで、世界に開かれた「東京サウスゲート」の形成、環境モデル都市、千客万来の都市づくりをコンセプトに、国、地元区等と協力して、全体構想、まちづくりガイドライン等を策定し、広範な市街地の開発を適切に誘導していく。(平成17~19年度東京都重点事業)

これまでの経過

  • 平成15年度
    「品川駅周辺整備検討会」を設置(平成15年8月)、品川駅周辺地域の整備上の課題、整備の方向性の検討を開始。
  • 平成16年8月
    都市再生推進事業の都市・居住環境重点地域に指定(約630ha)
  • 平成16年11月
    「品川周辺地域 都市・居住環境整備 基本計画策定委員会」を設置
  • 平成17年7月
    「品川周辺地域 都市・居住環境整備 基本計画」中間まとめを公表
  • 平成18年9月
    「品川周辺地域 都市・居住環境整備基本計画」公表
  • 平成19年9月
    「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン」(案)公表

現在の進行状況

年度、策定した「品川駅周辺地域 都市・居住環境整備基本計画」を踏まえ、平成19年9月に、本地域における民間開発や都市基盤施設の整備を誘導するための方針やルールを示した、(仮称)「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン(案)」を作成し、意見募集(パブリックコメント)を実施した。

今後の見通し

せられた意見を参考に、さらに検討を進め、年度末を目途に「まちづくりガイドライン」を策定し、計画的なまちづくりを誘導していく。

問い合わせ先

都市整備局都市づくり政策部開発プロジェクト推進室
話 03-5388-3245

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 主要事業の進行状況報告書(平成19年9月30日現在)

番号

19

所管局

都市整備局

主要事業名

豊洲二・三丁目地区(IHI跡地)開発

事業概要

洲二・三丁目地区は、IHI造船所が移転し、「ゆりかもめ」が平成18年3月に豊洲まで延伸したことから、大規模な土地利用転換がはかられている。

  • 地区面積約50.5ヘクタール
  • 基本方針都市型産業、業務、商業、居住等の諸機能が調和し、運河を活かした魅力的な市街地を形成するため、高度かつ複合的な土地利用を実現する。

これまでの経過

  • 平成13年10月
    「豊洲1~3丁目まちづくり方針」を策定。
  • 平成14年6月
    「豊洲二・三丁目地区再開発地区計画」の整備方針を都市計画決定。
  • 平成14年9月
    豊洲三丁目北側地域について、「再開発地区整備計画」を都市計画決定。〔参考:オフィスビル・大学〕
  • 平成15年11月
    豊洲三丁目南側の一部地域について、「地区整備計画」を都市計画決定。〔参考:オフィスビル〕
  • 平成15年11月
    豊洲二丁目土地区画整理事業施行認可
  • 平成15年12月
    豊洲三丁目地域内の道路等の基盤整備に着手
  • 平成16年1月
    豊洲二丁目地域内の道路等の基盤整備に着手
  • 平成16年3月
    豊洲二・三丁目地区について「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」の街並み景観重点地区に指定される。
  • 平成16年11月
    豊洲二・三丁目の5つの街区について、「地区整備計画」を都市計画決定。[参考:住宅、商業施設、小学校〕
  • 平成18年1月
    豊洲三丁目の3つの街区について、「地区整備計画」を都市計画決定。[参考:住宅・商業施設]
  • 平成18年2月
    豊洲IHIビル(IHI本社)竣工
  • 平成18年4月
    芝浦工業大学開校
  • 平成18年8月
    オフィスビル(「TAビル」)竣工
  • 平成18年10月
    商業施設(「ららぽーと豊洲」)開業
  • 平成18年12月
    豊洲三丁目の1つの街区について、「地区整備計画」を都市計画決定。[参考:住宅]平成19年3月 豊洲三丁目賃貸住宅(約300戸)竣工
  • 平成19年3月
    豊洲二丁目土地区画整理事業工事概成
  • 平成19年4月
    豊洲北小学校開校

現在の進行状況

成18年3月の「ゆりかもめ」豊洲延伸、平成18年10月の「ららぽーと豊洲」開業にともない、地元まちづくり協議会により、まちびらきを行った。

今後の見通し

  • 平成20年3月
    豊洲3丁目賃貸住宅(約400戸)竣工予定
  • 平成20年3月
    分譲マンション(約1500戸)竣工予定
  • 平成21年3月
    分譲マンション(約1850戸)竣工予定

発期間としては、今後15年程度を見込んでいる。

問い合わせ先

都市整備局都市づくり政策部開発プロジェクト推進室
話 03-5388-3245

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 主要事業の進行状況報告書(平成19年9月30日現在)

番号

20

所管局

都市整備局

主要事業名

三環状道路の整備促進(東京外かく環状道路)

事業概要

京外かく環状道路(外環)は、都心から約15kmの圏域を環状に連絡する道路である。このうち、三郷南インターチェンジから関越道までの約34kmが開通しており、三郷南インターチェンジから東関道自動車道までの約16kmが事業中で、都内区間の関越道から東名高速間の約16kmは未整備、東名高速から湾岸道路までの間が調査中区間のままとなっている。

これまでの経過

  • 1966(昭和41)年7月
    都市計画決定(都県境~東名高速間 約18km)
  • 1970(昭和45)年10月
    建設大臣が「地元と話得る条件の整うまで強行すべきでない」旨発
  • 1994(平成6)年3月
    和光IC~関越道間供用(練馬区内約1.9km含む)
  • 1999(平成11)年10月
    石原知事が現地を視察(武蔵野市、練馬区)
  • 1999(平成11)年12月
    石原知事が第4回定例都議会で外環の自動車専用部を地下化を基本に計画の具体化を図ることを表明
  • 2001(平成13)年1月
    扇大臣、石原知事の現地視察(三鷹市、武蔵野市)
  • 2001(平成13)年4月
    計画のたたき台を公表
  • 2002(平成14)年6月
    沿線住民、区市、国、都からなる「PI外環沿線協議会」を設置
  • 2003(平成15)年3月
    国と都で、東京外かく環状道路に関する方針を公表
  • 2003(平成15)年7月
    環境影響評価法に基づく方法書の公告・縦覧
  • 2004(平成16)年1月
    環境の現地調査に着手
  • 2004(平成16)年10月
    PI外環沿線協議会が2年間のとりまとめを行い、終了
  • 2005(平成17)年1月~
    沿線区市で順次「意見を聴く会」開催(54回、延2,335名出席)
  • 2005(平成17)年9月
    「外環に関する国と都の考え方-計画の具体化に向けて-」を公表
  • 2005(平成17)年10月
    「計画概念図」公表
  • 2006(平成18)年2月
    「環境への影響と保全対策」を公表
  • 2006(平成18)年4月
    石原知事が記者会見で手続き着手を発表
  • 2006(平成18)年6月
    都市計画変更案・環境影響評価準備書の公告・縦覧都計案・アセス地元説明会・相談所開催(19回、延2,629名参加)
  • 2006(平成18)年8月
    環境影響評価準備書に対する意見の概要と見解を送付(環境局及び沿線区・市へ)
  • 2006(平成18)年11月
    環境影響評価準備書に対する知事意見の送付
    環境影響評価書作成、国土交通大臣へ送付(意見照会)
  • 2007(平成19)年3月
    都市計画変更案及び環境影響評価書を都市計画審議会へ付議
  • 2007(平成19)年4月
    都市計画変更決定の告示・縦覧及び環境影響評価書の公告・縦覧

現在の進行状況

  1. PI外環沿線協議会
    地元住民、沿線7区市、国土交通省、都の29名で構成する協議会を平成14年6月に設置し、首都圏の交通の現状、外環の必要性などについて議論を重ね、16年10月「2年間のとりまとめ」行い、協議会を終了した。
  2. PI外環沿線会議
    平成17年1月より外環沿線会議を設置し、外環の必要性について議論を重ね、8月に各委員が意見を発表し、議論の区切りを行った。
    その後、必要に応じて情報提供、話合いを実施。
  3. 情報提供、住民参加
    • 外環の模型、パンフレットなどを作成し、計画概要の説明や地権者からの相談を受ける外環オープンハウス(合計100回、来場者約6,400人)を開催
    • 広く沿線住民の意見を聞くため、地域毎話合い(延べ12回)を開催
    • 環境調査の箇所や方法について住民意見を聞くため、エリア別懇談会(計6回開催)
    • 沿線区市で順次、インターチェンジ、環境への影響など、より具体的な案を示し「意見を聴く会」を開催(56回、参加者約2,551人)
    • 外環に関する国と都の「考え方」を17年9月に、10月には考え方を図化した「計画概念図」を公表
    • 計画概念図をもとに「環境への影響と保全対策」を作成し、18年2月に公表、その後沿線地域で意見を聴く会を開催し、外環を計画概念図により整備した場合の環境への影響などについて説明し、住民意見を聴いた。
  4. 外環沿線区長・市長意見交換会
    外環に関する方針の決定、環境影響評価手続きの着手、都市計画変更手続きの着手など重要な事柄を決定する前に、沿線区長・市長との意見交換を行い、意見を聴きながら方針を決定している。(計6回開催)
  5. 都市計画変更手続き
    これまで350回を超える住民との話合い、外環沿線区長・市長意見交換会などの取組を重ねてきた結果、外環の必要性、環境対策などについて概ねの理解が得られたものと判断し、平成18年6月2日に都市計画変更案及び環境影響評価準備書の公告を行い、縦覧を開始した。
    縦覧期間中に地元において12回の説明会を開催するとともに、沿線7区市で相談所を開設し、都市計画変更案及び環境影響評価準備書の説明、計画線にかかる地権者の個別相談等に応じてきた。
    また環境影響評価準備書に対して提出された2483通の意見書概要をとりまとめ、それに対する見解を合わせて8月9日に東京都知事(環境)及び沿線区長・市長宛送付した。
    同年11月には、環境影響評価準備書に対する知事意見が出され、その意見を踏まえて評価書を作成し、国土交通大臣の意見を受けて必要な補正を行い、平成19年3月に開催された東京都都市計画審議会へ付議した結果原案どおり議決され、4月に都市計画変更の決定告示を行った。

今後の見通し

後も、外環沿線会議での話し合い、地域課題についての話合いやオープンハウスなどで住民への個別対応を進め、幅広く住民の理解を絵ながら、着実に事業化に向け取り組んでいく。
わせて、国に対し、外環の早期事業化に向けた国幹会議での格上げ(基本計画、整備計画)を働きかけていく。

問い合わせ先

都市整備局都市基盤部街路計画課
話 03-5388-3279

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