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平成29年(2017年)2月9日更新

主要事業の進行状況報告書(平成19年度後期)

主要事業の進行状況報告書(平成20年3月31日現在)

番号

21

所管局

都市整備局

主要事業名

三環状道路の整備促進(東京外かく環状道路)

事業概要

京外かく環状道路(外環)は、都心から約15kmの圏域を環状に連絡する道路である。このうち、三郷南インターチェンジから関越道までの約34kmが開通しており、三郷南インターチェンジから東関道自動車道までの約16kmが事業中で、都内区間の関越道から東名高速間の約16kmは未整備、東名高速から湾岸道路までの間が調査中区間のままとなっている。

これまでの経過

  • 1966(昭和41)年7月
    都市計画決定(都県境~東名高速間 約18km)
  • 1970(昭和45)年10月
    建設大臣が「地元と話得る条件の整うまで強行すべきでない」旨発言
  • 1994(平成6)年3月
    和光IC~関越道間供用(練馬区内約1.9km含む)
  • 1999(平成11)年10月
    石原知事が現地を視察(武蔵野市、練馬区)
  • 1999(平成11)年12月
    石原知事が第4回定例都議会で外環の自動車専用部を地下化を基本に計画の具体化を図ることを表明
  • 2001(平成13)年1月
    扇大臣、石原知事の現地視察(三鷹市、武蔵野市)
  • 2001(平成13)年4月
    計画のたたき台を公表
  • 2002(平成14)年6月
    沿線住民、区市、国、都からなる「PI外環沿線協議会」を設置
  • 2003(平成15)年3月
    国と都で、東京外かく環状道路に関する方針を公表
  • 2003(平成15)年7月
    環境影響評価法に基づく方法書の公告・縦覧
  • 2004(平成16)年1月
    環境の現地調査に着手
  • 2004(平成16)年10月
    PI外環沿線協議会が2年間のとりまとめを行い、終了
  • 2005(平成17)年1月~
    沿線区市で順次「意見を聴く会」開催(54回、延2,335名出席)
  • 2005(平成17)年9月
    「外環に関する国と都の考え方-計画の具体化に向けて-」を公表
  • 2005(平成17)年10月
    「計画概念図」公表
  • 2006(平成18)年2月
    「環境への影響と保全対策」を公表
  • 2006(平成18)年4月
    石原知事が記者会見で手続き着手を発表
  • 2006(平成18)年6月
    都市計画変更案・環境影響評価準備書の公告・縦覧
    都計案・アセス地元説明会・相談所開催(19回、延2,629名参加)
  • 2006(平成18)年8月
    環境影響評価準備書に対する意見の概要と見解を送付(環境局及び沿線区・市へ)
  • 2006(平成18)年11月
    環境影響評価準備書に対する知事意見の送付
    環境影響評価書作成、国土交通大臣へ送付(意見照会)
  • 2007(平成19)年3月
    都市計画変更案及び環境影響評価書を都市計画審議会へ付議
  • 2007(平成19)年4月
    都市計画変更決定の告示・縦覧及び環境影響評価書の公告・縦覧
  • 2007(平成19)年12月
    第3回国土開発幹線自動車道建設会議の開催
  • 2008(平成20)年1月
    基本計画決定告示

現在の進行状況

  1. PI外環沿線協議会
    地元住民、沿線7区市、国土交通省、都の29名で構成する協議会を平成14年6月に設置し、首都圏の交通の現状、外環の必要性などについて議論を重ね、16年10月「2年間のとりまとめ」行い、協議会を終了した。
  2. PI外環沿線会議
    平成17年1月より外環沿線会議を設置し、外環の必要性について議論を重ね、8月に各委員が意見を発表し、議論の区切りを行った。
    その後、必要に応じて情報提供、話合いを実施。
  3. 情報提供、住民参加
    • 外環の模型、パンフレットなどを作成し、計画概要の説明や地権者からの相談を受ける外環オープンハウス(合計100回、来場者約6,400人)を開催
    • 広く沿線住民の意見を聞くため、地域毎話合い(延べ12回)を開催
    • 環境調査の箇所や方法について住民意見を聞くため、エリア別懇談会(計6回開催)
    • 沿線区市で順次、インターチェンジ、環境への影響など、より具体的な案を示し「意見を聴く会」を開催(56回、参加者約2,551人)
    • 外環に関する国と都の「考え方」を17年9月に、10月には考え方を図化した「計画概念図」を公表
    • 計画概念図をもとに「環境への影響と保全対策」を作成し、18年2月に公表、その後沿線地域で意見を聴く会を開催し、外環を計画概念図により整備した場合の環境への影響などについて説明し、住民意見を聴いた。
  4. 外環沿線区長・市長意見交換会
    外環に関する方針の決定、環境影響評価手続きの着手、都市計画変更手続きの着手など重要な事柄を決定する前に、沿線区長・市長との意見交換を行い、意見を聴きながら方針を決定している。(計8回開催)
  5. 都市計画変更手続き
    これまで400回を超える住民との話合い、外環沿線区長・市長意見交換会などの取組を重ねてきた結果、外環の必要性、環境対策などについて概ねの理解が得られたものと判断し、平成18年6月2日に都市計画変更案及び環境影響評価準備書の公告を行い、縦覧を開始した。
    縦覧期間中に地元において12回の説明会を開催するとともに、沿線7区市で相談所を開設し、都市計画変更案及び環境影響評価準備書の説明、計画線にかかる地権者の個別相談等に応じてきた。
    また環境影響評価準備書に対して提出された2483通の意見書概要をとりまとめ、それに対する見解を合わせて8月9日に東京都知事(環境)及び沿線区長・市長宛送付した。
    同年11月には、環境影響評価準備書に対する知事意見が出され、その意見を踏まえて評価書を作成し、国土交通大臣の意見を受けて必要な補正を行い、平成19年3月に開催された東京都都市計画審議会へ付議した結果原案どおり議決され、4月に都市計画変更の決定告示を行った。
    その後、平成19年12月に開催された第3回国土開発幹線自動車道建設会議の議を経て平成20年1月に外環の基本計画が告示された。
  6. 地域ごとのPI
    外環整備に関する地域の課題に関して、課題ごとに対応の方針を検討するにあたり、地域の方の意見を反映するため、地域ごとのPIを開催することとした。平成20年3月31日現在、大泉・東名ジャンクション周辺、狛江市地域で課題検討会が実施されている。

今後の見通し

成19年12月に基本計画が策定されたことを踏まえ、早期に外環の整備計画を策定し、21年度に事業着手することを国に要求する。また、環境対策やまちづくりなど沿線ごとの具体的な課題を解決するため、地域ごとのPIなど地域ごとの話し合いを進めていく。

問い合わせ先

都市整備局都市基盤部街路計画課
話 03-5388-3279

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番号

22

所管局

都市整備局

主要事業名

航空政策の推進(横田飛行場の民間航空利用、空域の返還)

事業概要

都圏の空港機能を補完し、多摩の振興はもとより日本経済の再生も含めて将来の国力の充実を図り、また、首都圏の増大する航空需要に対応し、安全で効率的な航空交通を確保していくために、「米軍横田飛行場の民間航空利用」、「横田空域の返還」などについて、世論喚起や国に対する具体的な問題提起を行うなど、航空政策の推進に向けて取り組む。

これまでの経過

  • 平成11年6月
    都から国への要望で、「横田飛行場の民間航空利用」を最重点事項として新規に盛込み、提出。(以降、継続して提出)
  • 平成11年10月
    「横田基地に関する調査」(概況調査)を公表。
  • 平成11年11月
    「横田基地の民間利用を考える会」を設立・開催。(以降、平成14年1月までに計4回開催)
  • 平成12年12月
    「航空政策基本方針」(本文は下記で閲覧可)を策定・公表。(アドレス:https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/kanko/ksk
  • 平成13年6月
    国への提案要求で、「横田空域及び管制業務の返還」を最重点事項として新たに盛り込み、提出。(以降継続して提出)
  • 平成15年5月
    日米首脳会談において、小泉首相とブッシュ大統領が横田飛行場の共用化について、検討することを合意。
  • 平成15年12月
    政府関係省庁と東京都との「連絡会」を開催。(以降、平成19年10月までに計10回開催)

現在の進行状況

  • 平成18年5月在日米軍再編の最終取りまとめ(ロードマップ)合意。
  • 横田飛行場のあり得べき軍民共同使用の具体的な条件や態様に関する検討を実施し、開始から12か月以内に終了する
  • 横田空域の一部について、2008年9月までに管制業務を日本に返還する
  • 横田空域の一部について、軍事上の目的に必要でないときに管制業務の責任を一時的に日本国の当局に移管するための手続きを2006年度に作成する
  • 横田空域全体のあり得べき返還に必要な条件を検討する
  • 平成18年10月横田空域のうち、2008年9月までに返還される空域が決定。
  • 平成18年10月スタディグループ(日米間の協議体)において、軍民共同使用についての検討が開始される。
  • 平成19年6月国への提案要求において、「米軍基地対策の推進」の内容として「共同使用の促進」及び「横田空域及び管制業務の返還」を関連重点事項として提出。また、都の働きかけにより八都県市首脳会議として国に要望。
  • 平成19年11月スタディグループでの検討は、定められた期限を経過しているが、米側の軍事運用に関わるいくつかの課題が残されており、高村外務大臣-ゲーツ国防長官会談で引き続き協議を行うこととなった。

今後の見通し

  • 平成18年10月に日米政府間で合意した空域の一部について、平成20年9月までに返還の予定。
  • 「横田飛行場の民間航空利用」及び「横田空域の返還」について、早期実現を目指し、国への働きかけ等を実施していく。

問い合わせ先

都市整備局都市基盤部交通企画課
話 03-5388-3288

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番号

23

所管局

都市整備局

主要事業名

航空政策の推進(羽田空港の再拡張及び国際化)

事業概要

京のみならず日本の国際競争力の維持・向上や経済の活性化を図るためには、増大する航空需要に応えるなど、首都圏とりわけ首都東京における空港機能の充実を図ることが喫緊の課題となっている。
のため、首都圏の空港機能の充実に資する、「羽田空港の再拡張及び国際化」などについて、一日も早い事業の完成に向けた協力を行うとともに、国際化の一層の推進を国に求めるなど、航空政策の推進に取り組む。

これまでの経過

  • 平成12年6月
    都から国への提案要求に、「羽田空港の国際化」を最重点事項として新規に盛込み、提出。
  • 平成12年12月
    「航空政策基本方針」(本文は下記で閲覧可)を策定・公表。(アドレス:https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/kanko/ksk/
  • 平成13年6月
    国への提案要求の「羽田空港の国際化」に、新たに「再拡張」を最重点事項として追加し、提出。(以降、継続して提出)
  • 平成13年8月
    国の都市再生本部において、羽田空港の再拡張が、都市再生プロジェクト(第二次決定)に採択される。
  • 平成14年6月
    国が「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2002」を閣議決定。その中で、羽田空港については、「財源について関係府省で見通しをつけた上で、国土交通省は、羽田空港を再拡張し、2000年代後半までに国際定期便の就航を図る」とされる。
  • 平成15年11月
    羽田-金浦(ソウル)間の昼間国際チャーター便の運航開始。
  • 平成15年12月
    東京都は羽田空港の再拡張事業に対し、1,000億円の無利子貸付による協力を行うことを公表。
  • 平成16年3月
    羽田空港再拡張事業の事業化を含む平成16年度政府予算案及び関連法案が国会にて可決、成立。
  • 平成17年3月
    国は羽田再拡張事業(新滑走路の建設工事)を契約。
  • 平成17年8月
    羽田-金浦間の昼間国際チャーター便が1日8往復に拡充。
  • 平成18年3~7月
    国は羽田空港国際線地区整備に係るPFI事業を契約。
  • 平成19年3月
    国は新滑走路建設の現場工事に着手。
  • 平成19年5~6月
    国が「航空の自由化」「羽田空港の更なる国際化」を盛り込んだ「アジア・ゲートウェイ構想」「経済財政改革の方針2007」を閣議決定。
  • 平成19年9月
    羽田-虹橋(上海)間の昼間国際チャーター便の運航開始。

現在の進行状況

  • 平成19年11月
    国への提案要求において、「羽田空港の再拡張と国際化の推進」を関連重点事項として提出。
  • 平成19年12月
    地方税制の改正に伴い、羽田空港の国際化を含む首都東京の重要施策に関する「国と東京都との実務者協議会」を設置。
  • 平成20年2月
    「羽田空港の国際化に関する国と都・関係県実務者分科会」を設置。

今後の見通し

  • 再拡張事業に係る施設(新滑走路、国際線ターミナル等)が整備され、平成22年10月(予定)に供用開始、国際定期便も就航。
  • 都では、引き続き、一日も早い事業の完成及び国際化の推進を国に働きかけていくとともに、国に対する協力及び必要な調整等を実施していく。

問い合わせ先

都市整備局都市基盤部交通企画課
話 03-5388-3288

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番号

24

所管局

都市整備局

主要事業名

空港アクセスの改善

事業概要

  1. 京急蒲田駅総合改善事業
    京浜急行本線と同空港線が分岐する京急蒲田駅周辺における連続立体交差事業、市街地再開発事業、駅前広場整備などと併せて、京急蒲田駅を二層高架構造とし、鉄道により分断されていた駅周辺地区において、鉄道駅との一体的な街づくりを図るとともに、空港アクセスの改善を図る。
  2. 都営浅草線東京駅接着
    既設の都営浅草線の宝町駅南側および日本橋駅南側から分岐し、東京駅に乗り入れる分岐線を新設することにより、主要なターミナルである東京駅と成田・羽田の両空港を直結し、空港へのアクセス時間の短縮を図る。
  3. 日暮里駅総合改善事業
    成田Bルートの整備、日暮里舎人線の乗入れに合わせ、成田空港アクセスの都心側の拠点駅として、京成駅の三層化、JR駅の改築により駅施設の総合的改善を行い、空港アクセスの改善を図る。

これまでの経過

  1. 京急蒲田駅総合改善事業
    平成13年4月 鉄道駅総合改善事業 新規事業採択
  2. 都営浅草線東京駅接着
    平成15年5月 国、都、区、鉄道事業者などで構成する検討委員会において、「八重洲通り案」「再開発一体整備案」「簡易な接着案」の3案を有力な案として位置づけ。
  3. 日暮里駅総合改善事業
    平成14年10月 鉄道駅総合改善事業 新規事業採択

現在の進行状況

  1. 京急蒲田駅総合改善事業
    平成24年度完成に向け、事業実施中。
  2. 都営浅草線東京駅接着
    関係者間で検討中。
  3. 日暮里駅総合改善事業
    平成21年度完成に向け、事業実施中。

今後の見通し

  1. 京急蒲田駅総合改善事業
    平成24年度 京急蒲田駅の鉄道駅総合改善事業 完了予定。
  2. 都営浅草線東京駅接着
    整備方策について引き続き検討。
  3. 日暮里駅総合改善事業
    平成21年度 日暮里駅の鉄道駅総合改善事業 完了予定。

問い合わせ先

都市整備局都市基盤部交通企画課
話 03-5388-3285

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番号

25

所管局

都市整備局

主要事業名

みどりの新戦略の推進

事業概要

成15年10月の東京都都市計画審議会答申である「東京らしいみどりをつくる新戦略」を受け、みどりづくりを誘導する指針としてのガイドラインの策定、都市計画公園・緑地の整備方針の策定、民間による公園づくりの仕組みの検討など、都市のみどりを確保する諸制度を総合的に検討し、新たな視点から東京におけるみどりづくりの施策を再構築し、推進する。

これまでの経過

  • 平成14年12月:
    東京都都市計画審議会に「東京がめざす新しい公園緑地のあり方について」を諮問
  • 平成15年10月:
    同審議会から「東京らしいみどりをつくる新戦略」を答申
  • 平成15年11月:
    答申を踏まえ、今後の東京らしい緑づくり施策を展開するため、「みどりの新戦略ガイドライン」及び「都市計画公園・緑地の整備針」の策定作業を開始
  • 平成18年1月:
    「みどりの新戦略ガイドライン」を公表。
  • 平成18年3月:
    「都市計画公園・緑地の整備方針」を公表。
  • 平成18年6月:
    都市計画法53条に基づく建築制限の緩和を開始。
  • 平成18年6月:
    「東京都民設公園事業実施要綱」を施行し、民間による新たな公園づくりの仕組みである「民設公園制度」を導入。
  • 平成18年6月:
    民設公園事業の事前協議申請を1件受理。
  • 平成19年3月:
    第1号の民設公園事業を認定
  • 平成19年6月:
    「環境軸ガイドライン」を公表
  • 平成19年6月:
    第1号の民設公園事業の契約を締結
  • 平成19年7月:
    「公開空地等のみどりづくり指針」の運用開始
  • 平成20年1月:
    第1号の民設公園事業の本体工事着工

現在の進行状況

  1. みどりの新戦略ガイドライン
    • ガイドラインの実現に向けた各種施策を検討している。
  2. 都市計画公園・緑地の整備方針
    • 優先整備区域の早期事業化等を図っている。
  3. 民設公園制度
    • 第1号事業の工事に着手(萩山公園)するとともに、制度の普及に向けて取り組んでいる。
  4. 環境軸
    • 各地区での環境軸の形成に向けて取り組んでいる。
  5. 公開空地等のみどりづくり指針
    • 指針を運用し、事業者などと公開空地等のみどりづくりを協議

今後の見通し

  1. みどりの新戦略ガイドライン
    • 各種の施策を検討し、順次実施
  2. 都市計画公園・緑地の整備方針
    • 方針に基づき、都市計画公園・緑地を計画的・効率的な整備を推進
  3. 民設公園制度
    • 民設公園の普及を促進するなど、民間による公園づくりを推進
  4. 環境軸
    • ガイドラインに基づき、環境軸の形成に向けた取組を推進
  5. 公開空地等のみどりづくり指針
    • 指針に基づき、公開空地等の良好なみどりづくりを推進

問い合わせ先

都市整備局都市基盤部施設計画課
話 03-5388-3264

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番号

26

所管局

都市整備局

主要事業名

物流対策の推進

事業概要

京都は、国際競争力の強化、暮らし・環境の向上に向けて、首都圏を見据えて物流の効率化を推進するため、平成18年2月に、「総合物流ビジョン」を策定した。
のビジョンは、今後の東京都における物流対策の基本的な考え方をまとめたものである。
ジョンの実現に向けて、全庁的な連携のもと、物流基盤の整備、効率的な物流を支える仕組みづくりなど、ハード・ソフト両面にわたる総合的な対策に取り組んでいく。

これまでの経過

際競争の激化、ライフスタイルの多様化、地球温暖化への対応など、物流を取り巻く環境が大きく変化するなか、こうした状況に的確に対応し、首都圏を見据えた物流効率化を推進するため、「総合物流ビジョン」を策定することとした。
係8局及び警視庁が連携して検討し、平成17年10月に「総合物流ビジョン(案)」を公表し、都民・事業者等からの意見を募集し、平成18年2月に「総合物流ビジョン」を策定した。

現在の進行状況

合物流ビジョンに示した取組のいくつかについては、平成19年度重点事業の「重点事業3 東京からはじまる物流改革」として位置付けられた。これらの対策を含めて、対策の実行や具体化の検討を行った。

<物流インフラの機能向上>

梁の耐荷力不足などによる大型貨物車が通行できないボトルネック箇所の解消や、東京港外貿コンテナふ頭の機能強化などを図った。

<物流の効率化>

3環状道路の整備状況を勘案した大型貨物車走行ルートの適正化方策や、地区の物流改善を促進する認定制度について検討した。

今後の見通し

に取り組んでいる重点事業については、引き続き実施していく。
たな取組についても、全庁的な連携のもと検討を行っていく。特に地区の物流改善を促進する認定制度については、平成20年度中の運用を目指す。

問い合わせ先

都市整備局都市基盤部交通企画課
話 03-5388-3283

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番号

27

所管局

都市整備局

主要事業名

東京都景観計画

事業概要

京都景観計画は、景観法の施行及び東京都景観審議会の答申(平成18年1月)を踏まえ、これまでの都の景観施策を更に一歩進め、良好な景観形成を図るための具体的な施策を示したものである。
計画により、景観法を活用した届出制度や景観重要公共施設の指定などに加え、都独自の取組として、大規模建築物等の事前協議制度などの新たな取組が行われる。
後は、本計画に基づき、美しく風格のある東京の再生に向けて、良好な景観形成の取組を進めていく。

これまでの経過

  • 平成16年6月
    景観法施行
  • 平成17年1月
    知事が東京都景観審議会に「東京における今後の景観施策のあり方について」を諮問
  • 平成18年1月
    東京都景観審議会が「東京における今後の景観施策のあり方について」を答申
  • 平成18年10月
    東京都景観条例を改正(平成19年4月1日施行)
  • 平成18年11月
    東京都景観計画素案についてパブリックコメント(第1回)
  • 平成19年1月
    東京都景観計画素案についてパブリックコメント(第2回)
  • 平成19年3月
    東京都景観条例施行規則を改正、東京都景観計画を策定(ともに平成19年4月1日施行)
  • 平成20年3月
    東京都景観計画の変更、東京都景観条例施行規則を一部改正

現在の進行状況

平成20年4月1日から改訂景観計画施行
主な変更内容

  • 文化財庭園等景観形成特別地区の追加指定
    小石川後楽園、六義園、旧岩崎邸庭園、旧古河庭園
  • 景観重要公共施設の追加指定
    皇居外苑、新宿御苑、甲州街道(高尾地区)、国営昭和記念公園、井の頭恩賜公園、小石川後楽園、旧岩崎邸庭園
  • 東京駅丸の内駅舎復元に合わせた眺望保全

今後の見通し

笠原(父島二見港周辺)景観形成特別地区の指定について、今年6月を目途に東京都景観計画の変更を行う予定。

問い合わせ先

都市整備局市街地建築部市街地企画課
話 03-5388-3265

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番号

28

所管局

都市整備局

主要事業名

街並み景観づくり制度

事業概要

並みまちづくりの専門家である「街並みデザイナー」を地域に派遣し、地元の地権者と共に地域のルールである「街並み景観ガイドライン」を定めて景観づくりを進めることで、地域の個性と多様な魅力を育てながら都市づくりを進めていく。

これまでの経過

  • 平成13年10月
    「東京の新しい都市づくりビジョン」の中で、街並みデザイナー制度の創設が位置づけられる。
  • 平成15年3月
    「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」公布。
  • 平成16年3月
    街並み景観重点地区を6地区指定。(赤坂九丁目地区、豊洲二・三丁目地区、豊洲五丁目地区、豊洲六丁目地区、常盤台一・二丁目地区、柴又帝釈天周辺地区)
  • 平成16年5月
    街並み景観重点地区を1地区指定。(大手町・丸の内・有楽町地区)
  • 平成16年6月
    街並みデザイナー派遣開始(常盤台一・二丁目地区、以後他2地区に派遣)
  • 平成17年3月
    街並み景観重点地区を1地区指定。(汐留西地区)
  • 平成18年2月
    街並み景観重点地区を1地区指定。(大橋一丁目周辺地区)
  • 平成18年3月
    街並みデザイナー派遣開始(大橋一丁目周辺地区)
  • 平成19年5月
    街並み景観重点地区を1地区指定。(日本橋室町・日本橋本町周辺地区)

現在の進行状況

街並み景観ガイドラインを承認した地区

  • 常盤台一・二丁目地区
  • 赤坂九丁目地区
  • 柴又帝釈天周辺地区

今後の見通し

定済み以外の地区についても、地元地権者や自治体と調整を図りながら、順次街並み景観重点地区を指定していく予定である。

問い合わせ先

都市整備局市街地建築部市街地企画課
話 03-5388-3265

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 主要事業の進行状況報告書(平成20年3月31日現在)

番号

29

所管局

都市整備局

主要事業名

新たな防火規制

事業概要

  • 東京都建築安全条例第7条の3による「新たな防火規制」は、建築物の不燃化を促進し、木造密集地域の防災性の向上を図るために、知事が指定する災害時の危険性が高い区域について、建築物の耐火性能を強化する規制である。
  • 知事が指定する区域の準防火地域内においては、建築物は原則として耐火性能の高い準耐火建築物か耐火建築物にすることが義務づけられた。
  • また、4階建以上、又は延べ面積が500平方mを超える建築物は、鉄筋コンクリート造などの耐火建築物にしなければならないものとした。

これまでの経過

  • 平成15年3月14日
    東京都建築安全条例の一部改正、公布
  • 平成15年8月20日
    区域指定の告示(3区)
    • 墨田区(537.7ha)
    • 中野区(390.9ha)
    • 荒川区(531.1ha)
  • 平成15年10月1日
    東京都建築安全条例の施行
  • 平成16年6月30日
    区域指定の告示(2区)
    • 杉並区(258.0ha)
    • 板橋区(141.0ha)
  • 平成16年12月27日
    区域指定の告示(1区1市)
    • 品川区(761.9ha)
    • 三鷹市(5.4ha)
  • 平成17年4月1日
    区域指定の告示(1区)
    • 足立区(9.2ha)
  • 平成18年1月23日
    区域指定の告示(2区)
    • 目黒区(56.0ha)
    • 杉並区(7.0ha)
  • 平成18年5月1日
    区域指定の告示(1区)
    • 足立区(4.7ha)
  • 平成19年4月10日
    区域指定の告示(1区)
    • 北区(194.4ha)
  • 平成19年11月1日
    区域指定の告示(1区)
    • 足立区(8.1ha)
  • 平成20年3月28日
    区域指定の告示(1区)
    • 世田谷区(16.1ha)

現在の進行状況

  • 震災時に甚大な被害が予想される整備地域(震災対策条例第13条第2項第2号)は、環状7号線の周辺を中心に都内に約6,500ヘクタールある。
  • 整備地域や木造密集地域を抱える区市に対して、区域指定の協力を求めている。

今後の見通し

制の必要な区域について順次指定していく。

問い合わせ先

都市整備局市街地建築部建築企画課
話 03-5388-3343

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 主要事業の進行状況報告書(平成20年3月31日現在)

番号

30

所管局

都市整備局

主要事業名

都市物流車両対策(駐車場の附置義務)

事業概要

  • 東京都駐車場条例は、交通需要の原因となる建築物に、駐車施設の設置を義務づけるものである。
  • 荷さばき駐車施設の不足による交通渋滞や集配業務の効率低下による時間的、経済的損失の解消を図る方策として、平成14年に条例を改正し、一定規模以上の建築物を建築する際に、荷さばき駐車施設を建築敷地内に附置することを義務づけた。
  • 地域特性に応じた駐車施設の附置義務(地域ルール)を可能にする特例を設けた。

これまでの経過

  • 平成13年4月~11月
    東京都駐車場附置義務基準検討委員会設置(関係業界、区市、警視庁、建設局、国土交通省)
  • 平成14年3月29日
    東京都駐車場条例の一部改正、公布
  • 平成14年9月30日
    東京都駐車場条例施行規則改正、公布
  • 平成14年10月1日
    東京都駐車場条例の施行
  • 平成15年11月28日
    東京都駐車場条例に基づく地域ルールの策定指針を策定
  • 平成16年9月22日
    千代田区・大手町・丸の内・有楽町地区で施行

現在の進行状況

京都においては、地域ルール策定の指針を策定した。千代田区では、地域ルール策定協議会を設立し、大手町・丸の内・有楽町地区で地域ルールを導入し運用している。

今後の見通し

代田区以外の区市についても、区市と協力し、地域ルールの導入について検討していく。

問い合わせ先

都市整備局市街地建築部建築企画課
話 03-5388-3343

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